【考察】新年度が始まります

世の中の事

【考察】新年度が始まります

いやー、ここんとこゲームやりすぎて肩コッタ。
いまプレイしているのはFF12です。

やはりPS2になった段階で飛躍的にグラフィック能力が伸びたな。
Dolby Prologicにも対応してるし。これ大事。

さて。本日は年度末ですね。

そう明日から新年度。
世間はコロナで大変なことになっていますが、コロナ以前に決まった法律なんかは待ったなしで施行されます。
目玉といえば。そう。
同一労働同一賃金ですね。
中小企業は1年間の猶予がありますが、いずれにせよ考えていかなければなりません。


同一労働同一賃金とは

同一労働同一賃金特集ページ

このページを読む限りは、パートや派遣労働者と正社員との待遇差を無くそうぜ。
と言っている。

書くの面倒なんで、各自熟読あれ。


一見良く見える

一読した感じ、
パート、派遣労働者の待遇が改善されるようなニュアンスで書かれていて、パート・派遣労働者には朗報か!?と思いきや。
これが現実的ではないだろうなぁ。


経営側の側面から考える

二つのパターンで考えてみよう。
・パターン1
パート・派遣労働者の待遇をよくする。
つまり、パート・派遣労働者を正社員と同じ扱いにする。
格下とされる、パート・派遣労働者が得するパターンですね。

これは…
正社員とパート・派遣労働者の待遇が同じになってしまう。
正社員の士気が下がってしまう。
企業としてコストが上がりすぎるため、非現実的。

・パターン2
スキルマップ方式を採用する。
現状のスキルマップを作成。
不足であれば、さらに詳細のマップを作成。
正社員・パート・派遣労働者全てを対象にスキルマップに当てはめていき、実務をこなした分対価として給与を支払う。

スキルマップを作ったり、初期コストはかかるが、こちらの方が絶対に納得するはず。
ただ、今正社員で大したことしてないような人は苦しいでしょうねぇ。

あたりまえだけど、できないヤツに給料払う理由はないよね。


と、考えてみたのだが、問題は山積み。

パターン2だと、勤続給や年功給なんて概念があっては実現不可能。
ここのところ話題になっている日本型雇用を捨てなければ無理でしょう。

・経団連が年功賃金の見直しについて言及。
・トヨタ自動車も、終身雇用なんて無理だべぇと発言。
・大手各社で始まった早期退職という名の首切り

70歳定年法なんて話もあり、企業としても年功賃金なんかしていたら破綻しちまうわけです。
そんな生産能力のないじいじ・ばぁば人を置いとけないと。

ま、さっきも書いたけど、企業は、デキる人にだけ給料あげたらいい。ただそれだけでしょ。

それに、会社にとっても従業員にとってもWinWinだろうよ。
お金欲しい人は頑張ればいいし、会社も頑張った人には対価を支払う。
何がおかしくてそうなっていないのだ。
万が一会社側が、従業員の評価を資格やら勤続年数で行っていたのなら、会社自体がマトモな方向を向けばいい。
従業員側からみても、そんな評価より実績を評価されたいじゃないか。

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